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日々の出来事やテディベア制作日記
あけましておめでとうございます 

昨年も 書く書く! と言いながら ちょろちょろとしか更新せずに一年経ってしまいましたが
そんな こんな ブログを のぞきに来て下さった皆様 ありがとうございました

今年こそは、 FBやTwitterやInstagramやら より やはり最初に始め、思い出のある こちらに重心をおいて、、

基本は テディベアの事を、と思ってますが 家族の事、ペットの事、楽しかった事、時に恥晒しな事までも(^_^;)
いろいろ書いていきたいと思ってますのでどうぞお付き合いよろしくお願い致します♪

大晦日 愛車をピカピカに磨く バリバリ.A型気質の 旦那  すぐにお構いなしの B型息子が汚してくれるのに(笑)
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今年もおせちしました♪  買ったやつの方が多いけど(๑≧౪≦)
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みかんのパート先で大量に頂いた 傷のみかんをジュースにする為 元旦早々絞る息子♪
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家族写真♪ ネコのマリーも一緒に写りたいけど、まだエマと同じ空間が大丈夫になるまで年月かかりそう(^_^;)
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本年もよろしくお願い致します♪
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[元旦]の続きを読む
先日のブログの最後に 意味ありげに登場した あの子

結論から先に言うと、 新しく迎えた ミックス犬の女の子の エマちゃんです♪

ミルクを失ってから 喪失感でいっぱいだった時 FBの お友達がいつもあげていた

日本の犬猫、殺処分の現状、 そして それを少しでも減らそうとする 全国各地の 愛護団体

個人で地道に活動する ボランティアの方々

そういった方々の存在を知りました。

又、ペットショップ等で売られている可愛いあのコ達の 産みの親達の多くは 繁殖犬として、

愛情を感じる事無く、撫でてもらう事も、お散歩に連れて行ってもらう事も無く その短い生涯の殆どを狭いケージの

中だけで過ごす。

悪徳ブリーダーの元では 繁殖ができなくなった 個体は 破棄、もしくは 放置。

勿論病気になっても病院になど連れて行って貰えません。

何故なら、 少しでも安い維持費で、多くの利益をえなければいけないから。それがその人達の商売だから

そして全国にある 保健所には 毎日の様に 飼い犬が持ち込まれていいます

理由はさまざま

ゆうことを聞かなく手に負えなくなったから。 新しい家はペット不可だから、 子供が生まれたから、

離婚をするから、等等。。

保健所には ドリームボックスと名付けられた 殺処分機があります。

私も含め 誤解されているかたが まだまだ多くいらっしゃいますが、この処分機は

安楽死では ありません。 眠るようには逝かせてくれません

処分機の中に入れられると ガスが噴射され、 窒息死するのです。

もがき苦しみながら。。 苦しみのなか 意識が遠くなっていくその時

彼らは何を思うんだろう。 優しかった頃の飼い主の笑顔を思い出すのだろうか、

優しくなでてくれた 暖かい手が ここから引っ張り出してくれることを信じてたのだろうか


友達が何度もあげる こういった一連の記事を 最初は 嫌な気持ちで見ていました。

だって、これを見たところで 自分はどうする事もできないから。

数人が声をだした所で、現状 変わると思えない。 みるのが辛い。 

だから今までは こういった記事は さっと飛ばして、受け流していました

けれど、 ミルクがなくなってから、 どうも 犬や猫関連の 記事に目が行き

自然に こういった 記事にも目を通すように変わっていきました。 そして実際FB友達が

保健所で殺処分の期限が決まり、カウントダウンが始まっていた子を家族に向かえたえた記事を目にし時。

心が決まりました。 うちも 保護犬を家族に向かえよう!

私は愛護団体の様な表立った活動は出来ない。 けど、うちが一匹向かい入れたら、一匹の命は助かる。

地道すぎるけど、これが命のバトンかもしれない。

そして、知ってしまったからには 伝いたい。伝えないといけない。 

以前の私の様に、 うっすら知ってはいるけど、知りたくない 嫌だ。 と思うかたは多いかもしれないけど、

50人に伝えたうちの、一人の心にとまり、その一人から又50人の人に伝われば、、いいな(*^_^*)

とはいえ、初めて犬や猫を飼う時って やっぱ トイプーがいい、とか やっぱチワワでしょ!
とか、スコティッシュ 可愛いよね~~♪

なんて夢でいっぱいですよね! でも正直ペットショップはなくなって欲しいと願っているので
(あまりにもひどい裏の現状がありすぎるので)

そこで提案、 ペットショップで購入せずに ちゃんとしたブリーダーから 購入されたらどうでしょう

そして、売れればよしの悪徳ブリーダーをなくすためにも、見極め方は 親をみせてくれるかどうか、

これ重要みたいです! そしてどういった環境で飼育、繁殖されているのかちゃんとしたブリーダーはみせてくれます。

画像では載せませんが、先に書いた 最悪なブリーダーは 不衛生で、病気になっていても」

医者など連れて行かないので 生まれてくる子供も 弱かったりする子が多いそうです。

そして、 これといって特に 犬種などこだわらないわ! と思うなら

保健所や、愛護団体施設やらを訪ねてはどうでしょう? ところによっては 譲渡会とかも開催しているので

多くのわんちゃん 猫ちゃんの なかからお気に入りの子を選べたりしますよ♪

うちは 大阪のエンジェルズという愛護団体が開催する 譲渡会で エマに出会いました

譲渡手続きを終えた時の写真 訳、2ヶ月のエマちゃん
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なかなかのやんちゃっぷりに 最初の一週間はヘトヘトだった(笑)
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小鉄とは仲良く?? いや、ゆっくりしたい小鉄に、遊びたい盛りのエマ 突進されて小鉄が可哀想なので
 エマが落ち着くまでね~~と、ほとんど一階と2階との2世帯住宅状態でした
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テレビに夢中の2人
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このやんちゃそうな瞳にメロメロ
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初めてのトリミング いっきにおねえちゃんぽくなりました
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ママと昼寝(笑)
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パパとまったり
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生後2ヶ月程で我が家にやってきた エマちゃん

現在 4ヶ月半程  これからの成長がたのしみです♪ みんな見守って下さいね

あ~~犬のいない生活はもう 考えられない (^∇^)

それと、なんだかついでっぽくなったいましたが 今年も京都テディベアフェスティバルでます!

34番テーブルにて お待ちしています♪

出来れば どんなコを フェスに連れて行くか、 アップしたいと思ってますが、間に合うかな~~(^_^;)

頑張ります!!
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お久しぶりです 暑く寝苦しい時期が終わり、過ごしやすい秋真っ只中ですね

さて、このブログ

何から書こう、どれから書こうと思ってるうちに日が経ってしまいました。

まずは愛犬小鉄の事から
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小鉄は私が29才、まだ独身で 前夫との交際中にペットショップで一目惚れして迎えた子だった。

猫やインコ、亀や、ハムスター、いろいろ飼っていた家庭環境だったけど、犬は初めてで、

しかも私がママ

可愛くて嬉しくて、抑えきれない感情を今でもはっきり覚えている

初めてのお散歩、初めて足をあげてオシッコした時、
一緒に眠る暖かい感触、皆はうるさいというイビキ
プシュプシュ飛ばす鼻水

全てが愛おしかった。

ミルクも加わり、幸せな日々を送っていたけど、
脚に悪性腫瘍が出来、余命宣告を受けた時は
ショック過ぎて泣き続ける日々もあったけど、

ステロイドのお薬が小鉄には効いたようで、ガンになってからの方が長く、なんと8年もの長い間 私の傍で癒しを与え続けてくれた

けれど、その日は突然やってきた
ミルクが6月に旅立ってから、あちこちで粗相をする様になり、オムツ生活になり

少しづつ痴呆もきていたし、歩いたりするのも 以前の様にはいかず、よっこらよっこらといった感じだったけど
食欲だけは衰えて無かったから 安心はしていたのだけど

今月13日の朝、いつもの様にご飯を入れるも拒否。水も口にせず。
食いしん坊の小鉄がこれは只事では無いと、3時間車を走らせ主治医の元へ、
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血の検査、エコーにレントゲン、あれこれと診察した結果、膀胱炎にかかってるけど軽いのでそれは大丈夫だけど
ご飯を食べなければ弱るし、暫くは点滴生活をする事に。

しかし、毎日和歌山から三重までは通えないので近くの
病院へ処方箋を書いてもらい、今後当面はそちらで診てもらう事に。

この日は点滴やら炎症止めの注射やらで少し元気を取り戻し、家に帰ってからご飯を食べたので安堵した
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次の日、朝から近くの病院へ連れて行き
診察や点滴を受け、家に帰り 眠る小鉄の傍らゆったりした時間を過ごしていると
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突然起き上がり、廊下へフラフラ歩いて行った瞬間、真横にバタン と倒れ、目がウロウロ

慌てて病院に電話。 しかし説明してる間に又普通に戻っていた。

病院は時間外ではあるけど心配なのですぐ連れてきて下さいとの事で、又車で病院へ、
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助手席で大人しく目を閉じる小鉄を見ながら今まで何度小鉄を車に乗せてあちこち行っただろう
そんな風にぼんやり考えながら病院へ向かった

診察中は見た目に異常はなく、普通に、いつもの小鉄で。
そして、やはり暫く様子を見るしかないので又明日点滴に来てくださいとお話を聞き、

診察室から出て帰ろうとした瞬間、私の腕中で急にダランと力が抜けるのが解り
大声で    せんせー!!   と叫んだ。

小鉄の様子を見た先生は、 発作がでてます
すぐ処置しますと

小鉄をさっと抱え奥に入っていった。
少し開いた扉から見えるのは、助手の方達がバタバタ走り回ってる姿

程なくして呼ばれて行くと、管だらけの小鉄。

全てがバタバタと急過ぎて頭が回らず。状況を飲み込むのがやっとの私に先生が説明して下さったのは

おそらく脳に腫瘍が上がっている。腫瘍の癲癇発作の症状で
ただ、どのくらいの大きさで 脳内でどのような状態になっているかを見るには 全身麻酔でMRIを撮るしかないが
今の状態ではそれは不可能だし、そのまま亡くなってしまうとの事。

かなりきつい発作で、心臓が止まりました。
今はなんとか戻せましたが、次発作が起きたら戻せるかは解りません。
とにかく夕方まで一時入院で経過をみますから又夕方来てください。

はい、はい、としか発するしか言葉は無く、小鉄を預けて一時帰宅。


夕方、息子にも事情を説明し、お留守番をしてもらい 旦那と一緒に病院へ向かった

ケージの中から私を見つけた小鉄は
薬の影響で下半身に感覚がないらしく、前足だけバタつかせた。

あれからも強い発作が起こり、又心臓が止まったけどなんとか戻してますが、次の発作で戻せるか解らない
入院して発作に備えますか?それともお家に、つれて帰ってみてあげますか?


旦那も私も気持ちは決まっていた。
連れて帰ります。

先生もその方がいいですね、と頷いて
家で発作が出た時、発作止めの注射のやり方を学び
小鉄と家へ帰った。

痛々しい姿を目の当たりにした息子はあまりにもショックだったと思う。
だけど皆代わる代わる小鉄を撫で、声をかけ、愛を伝え続けた
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22時、息子を先に寝かせ、小鉄の横に布団を引き
小鉄の頭を撫でていると、それまで、痛いのか苦しいのか、体を揺すったり手足をばたつかせたり、息もハァハァぜいぜいしていたのが、すぅっと無くなり眠った。

スウスゥと気持ち良さそうな寝息を立て始めたのが逆に不安になり、すぐ病気へ電話をすると、
来てくださいと先生。

タオルと毛布でくるみ、抱っこして病院へ

抱っこしても、車にゆられても、診察台に寝かせても、スゥスゥ寝息を立て続けた。

先生が言った。昏睡状態です。
もう出来る選択肢は2つ、
このまま家に連れて帰って最後を見届けてあげるか、安楽死かのどちらかですが、

もう目覚める事はないでしょうし、痛みも苦しみも無いのでこのままみてあげますか?と聞かれ、

勿論連れて帰って最後まで寄り添います

先生が聴診器をあてたり、私達が体を撫でたりしながら30分位だろうか、そんな話をしていると  スゥスゥが
スーゥ、、、スーゥ。。と変わった。

先生と顔を見合わせた。  小鉄逝くの?
もう逝くか、かまへんよ、

そう言うと、スーーゥ!と大きく吸い込んだと同時に
うつ伏せで寝ていた小鉄の上半身がググッと持ち上がり、顔を私の手に乗せるかたちで、止まった。

頭を支え、撫で、泣いた。 最後にママを見てくれた ありがとうな、小鉄

旦那も声をだして泣いていた。

朝、亡骸をみた息子は、今までで一番悲しいと号泣していた。
兄弟の様に育ってきたミルクに次ぐ小鉄の旅立ち
悲しいのは当たり前だね
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私も三日三晩泣きに泣きました。
ただ 本当に大変な病気になったのに、長生きしてくれたし、最後は私達が見守る中、眠って行ったし
後悔はあまりない。 そして思う 私には出来すぎたいい子だったと

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ありがとう。小鉄 感謝の気持ちでいっぱいです

そしてこのブログで、小鉄の事を心配し、見守って下さっていた方もいらっしゃいます
心より、本当にありがとうございました!



さて!来月は京都フェスティバルです!!

とてもいい子達に恵まれた私はペットロスにはなっていません
ふと 寂しくなって 涙が出たり 会いたくて 胸がきゅっとなったりはしますが 
思い出を胸に いつか 何十年後かに又お空で会えるから^^

元気いっぱい!張り切っていきますよ〜〜(^∇^)


ママ頑張りよ♪
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ブログ更新出来たし、一区切りつきました♪なのでまたちょくちょく更新しますから
遊びに来て下さいね♪
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はてさて、この子はだ~~れ?? 詳細は又、、(笑)
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明日から東京  10年ぶり位の東京 花の都東京 とまぁ アラフォーの心はかなりウキウキとトキメイていたし

再婚相手と新婚旅行だって行って無かったから  本当なら前乗りで今日は朝から お台場や浅草やと観光するつもりで

居てたのに。。。   この~~台風の アホボケカス!いてもたろか! と言葉が少々荒れても仕方ない。

というか、、いてまわされたのはこっち ( ゚д゚ )  慌てて飛行機の予約18日に取り直し 抑えてあったホテルに電話をし

息子と小鉄を預かってくれるうちの 親に電話。 (は~~無駄に疲れる)

しかしこの飛行機の予約、なんとか18日で予約変更出来たものの、 早朝の便は埋まっていたので東京へつくのが

9時半。 空港から国際フォーラムまで40分程かかるらしく 

9時から10時までの会場入りに間に合わない(オーマイガ!)

11時からはプレオープン。。20分ほどで テーブルセット出来るだろうか( ̄▽ ̄;)

半泣きの物凄い形相で 必死でテーブルの前でゴソゴソしてる女がいたら、、それ、私ですから。


j自分達の旅支度、 小鉄と息子のお泊り支度 をしていると

小鉄、なんだか 申し訳なさげなこの表情。 何もないのにこんな顔はせーへんな!
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振り返るとすぐに理由が判明。。 おもらしのレベル超えてるやん。 ジャじゃ漏れやん
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ま~、歳やしな、じーちゃんやし もう怒らへんよ  けどばーちゃんちでしっこ臭い言われたらあかんし
シャンプ-しとこか!
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ええ!!嫌や!嫌や~! (おっぴろげすぎやし)
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それやったら一瞬怒られた方がましや~~~~! (だから、凄いから)
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パパ助けて  (無理!)
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と言うことで 綺麗にシャンプーしたし お泊まり準備オッケー♪
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今夜は大阪のばーちゃんちへ  もうちょっとしたらいくで~~
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準備にバタバタしている傍ら  男3 ニキ 寛いでるし。。

ええねんええねん。ちっとも腹立たへんよ! だって明日は ずっとお会いしたかった あの漫画家さん (解る人は解るよね)

とお会いできるから♪  緊張するな~~(*≧∀≦*) もっとダイエットして綺麗にしとけば良かった(そこ?)

では、楽しんできま~す(´∀`)

見てくれてありがとう! 又来てね♪
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愛犬ミルク (ゴールデンレトリバー) 2008年4月生まれ

生後4ヶ月半でやってきました。 小鉄(先住犬のパグ、一年お兄ちゃん) のフードを買いにいったショップで
異様にでかくなったその子は ガリガリに痩せていて、ゴールデンの割には毛が白くて
紛れもない 売れ残り感満載で

けれど愛くるしいその顔。 ショップの店員さんに このまま売れなかったらどうなるのか?と聞くと
ブリーダーさんが引き取ってくれるようにはなると思うんすけど、、ていう答え

繁殖犬にされるのかな、、 一旦家に帰ったもののいてもたってもいられず、
丁度ゴルが欲しいと考えていた当時の旦那さんの了解が出て 晴れてうちの子に迎え入れました

小鉄とも喧嘩する事もなく 連れて帰ったその日から仲良く遊びました
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おもちゃの引っ張り合いが大好きで
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お互い咥えては相手の口元へ ホレホレ って挑発してたっけ
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小鉄に兄妹が出来たような、女の子らしく小鉄とは違った可愛さで もう嬉しくて嬉しくてたまらなかった

この頃まだうちには子供がおらず、当時の旦那さんは 毎日帰ってくる仕事ではなかったから
怖がりの私は あっとゆう間に大きく育ったミルクの存在が頼もしかった

散歩も毎日いった。 ミルクのおかげで 車では通り過ぎてしまう景色もみれて楽しかった

それから2年後 念願の子供を授かった。 結婚から3年、待ちわびていて少し神経質になっていた私は
お腹の上に小鉄やミルクが甘えて飛び乗って来ないように ソファの上に乗ることを禁じた

散歩も毎日行けなくなった。 おでかけも 小鉄とミルクをお留守番にして出かける頻度が増した
可哀想だったけど、それでも 二匹への愛情は変わらないつもりだった

息子のしょういが誕生すると 小鉄もミルクも 良いお兄ちゃんお姉ちゃんぶりを発揮してくれて、しょうが泣くと
小鉄はしょうの傍から離れず、ミルクは私を呼びにきた。

私は二匹にいつも話した。 (もう少し我慢してな、しょうがもう少し大きくなったらみんなでいっぱいお出かけしょうな!
だからもうちょっとだけ待っててな)

本当に仲がよく
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まさに3人兄妹だった
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ちょっと迷惑そうだけど
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じっと許してあげる優しいお姉ちゃん
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それから3年程経ったとき 小鉄に悪性細胞腫が見つかり、 家族はどん底の気分だった
悔やんで泣いてばかりの 私を 小鉄もミルクも 寄り添い、顔を舐め 慰めてくれた

手術こそ出来なかったけど、ステロイドが体に合い、小鉄は私たちから離れる事無く、細胞も大きくならず
平穏な日々を過ごしていた

そんな矢先 、 結婚6年経った私たちは 離婚をする事になった。 息子2歳半
これも 私にとってはあまりにも急な出来事で 先行き不安で泣く日々

けれど現実は 早急に決めなければならない事ばかり、専業主婦だった私の就職 住む場所、犬2匹はどうするか、、、
仕事は友達に紹介してもらい 生保に就職出来た。 息子は当然私が引き取る。 犬は、、、

悩んだ。小鉄位なら何とかアパート探せるだろう、けど、 ゴールデンのミルクは、、

お金をだせば犬可の 大きなマンションに住めるだろうけど 当然私にはそんなお金はない
毎月出せる賃料を考えれば とてもミルクは連れていけそうにない。
けれど、毎日帰れる仕事でない 旦那に託す事は絶対出来ない。

里親に。。 出すしかない。

ネットで調べて掲載用の写真も撮って。文面も考えて、登録寸前、 腕を舐めにくるミルク
大好きな愛くるしい顔をみていたら 登録画面を消していた。

それから必死でアパートを探した 出せる賃料ギリギリの値段で犬可。ただし仕事への通勤車で片道50分
それでも ここしかなかった
本当は犬一匹までが条件だったけど、とてもいい大屋さんで、ゴールデンの賢さは十分分かってるから
飼ってもいいですよと。

それから小鉄とミルク、私と息子での生活が始まった 一応3部屋あるアパートだったけど、ミルクが入れる部屋は台所6畳と
居間の6畳だけ

昼間は息子は保育園、私は仕事なので 朝から晩7~8時頃まで小鉄とミルクだけで留守番していた
保育園は職場の裏だったので、迎えに行って、50分かけて家に帰り、、

息子を食べさせ、お風呂にいれ、寝かすため、小鉄とミルクには
一言二言話しかける程度で スキンシップはおろか、散歩も連れていけない日が多かった

大きなリビングの家と廊下の家ではさほど感じなかったミルクの抜け毛は
狭いアパートではうんざりするほどに感じ しんどく感じる時もあった

けれど、そんな身勝手な私に 二匹は変わらず癒しと愛を与え続けてくれた
小鉄の愛嬌のある仕草をみてると笑顔になれたし、ミルクの大きなフワフワの体に顔を埋めると
暖かくて柔らかくて落ち着けた

シングルマザーとしてマル5年 人間にとっての5年は振り返るとたかだか5年。
けれど犬にとっての5年は一生の約半分。
しかも二匹にとっては一番ノっていていい時期を狭いアパートで孤独に過ごさせてしまっていたが

今の旦那と出会い、再婚する事になった。
小鉄12歳、ミルク11歳  すっかりおじいちゃんとおばあちゃんになったけど これから残りの犬生楽しく過ごさせてあげるからね
生活に慣れるまでパートに出ず、一日家に居て、また昔の様に散歩に行き、ブラッシングをし、
おやつを食べ、抱きしめて過ごした
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雪におおはしゃぎのミルク
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こちらに移ってきてから8ヶ月経ったある日、いつもは私がシャンプーをするのだけど、この日はトリミングもして貰おうと
連れていったサロンで言われた。

ミルクちゃん、お尻絞ろうとしたら 穴の横にコリっとしたものがありますのでお医者さんにいってくださいと

お医者ならこちらに来てすぐと、先月もフィラリアの薬もらいに一緒に行ってるのに。。

一抹の不安を覚えつつ、いつも小鉄を見てもらっているガン治療で有名な動物病院に連れていった
片道3時間 ミルクはお出かけだと後部座席で嬉しそう

診察結果は まさかの悪性細胞。 ガンだった。 しかも末期。 小鉄よりもかなり深刻だと告げられた
お尻のアナの横のコリっとしたものは お腹の中直腸から大きくなった腫瘍で
もう外科手術では取り除けない状態。

半分切除して、後の半分を放射線をあて小さくしていく方法もあるが数百万単位と高額なうえ、
完治する事は望めず、ミルク自身辛く、治療中に逝ってしまうかもしれない
先生は
、「小鉄君の時もいいましたが、決めるのはご家族様です。
ですが、僕としては、その時その時緩和治療をし、ゆっくりと余生を過ごさせてあげるのがいいんじゃないかとおもいます。」と。
免疫をあげるサプリメントを飲み、

ミルクは変わらず元気にすごしてお正月を迎え、桜も又一緒にみました
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腫瘍の場所が場所だから、閉塞し、排便がうまく出来なくなってくるかもしれないと、先生も案じてくれていたけど、
そんな事もなく、年齢的な事で、寝ている時間が多くなったというのはあれど、
 よく食べ、お散歩も喜び、甘えて過ごした。

小鉄はガンになって、余命宣告半年と言われたのにそれから7年生きてる。
きっとミルクも大丈夫 そう思っていたけど

その日は突然やってきました
二日ほど前から ハーハーと息をしていたけど 食欲あるし、はしゃぐし
私たちも6月になってムシムシと暑いのだからミルクにとってはかなり暑いのだろうと
エアコンを24時間つけていた

ところが、ハーハー始まってから三日目の6月26日、昨日まで変わらず食べていたフードを食べなかった。
トイレはかろうじておしっこだけしたがすぐに横たわった。

心配ですぐにでも病院に連れて行きたかったが あいにく旦那は仕事。私一人では病気の30キロ近くある
子を車に乗せる事が出来ない

大好物のおやつを口元までもっていくがやはり食べず、ハーハーは激しくなるばかり。
お水を運んでやると、少し舐めて飲んでくれるがそれだけ、

声をかけ、体を撫でるがちらっと私を見るだけで、首をあげずに横たわるだけ

夕方旦那が帰って来てすぐ近所のお医者に向かった。緩和治療のみにすると決めてから
事情を説明し、診て貰っていた獣医。

先生のみたてでは おそらく腫瘍が脳へあがったのでしょう。
言われて納得した。 
昔私の父が末期ガンに侵されていた時、最後は脳に上がって終えたから。

痛み止め、栄養の点滴等、数本打ってもらい、これで様子をみましょうという事で
ミルクを連れて帰った。夕方7時
家に着くとそれまで立ち上がれなかったミルクは自ら歩き、おしっこをした

すごいな~~!ミルク!偉いな~、褒めて撫でた。
おやつを差し出すと食べてお水も飲んだ。

「すごいもんやな!注射と点滴がきいたんやな!」良かった良かった!
旦那と一緒に安堵し、喜んだ。 
自分たちもご飯を食べ、ホット一息、 ミルクはいつもの寝床で寝ている

私はその穏やかなミルクの寝顔に安心し、コーヒーを入れ一息ついたその時

突然ミルクがひっくり帰り 手足をばたつかせ、口からは泡とよだれを吹き出し
あがあがと声にならない音を漏らしながら喘ぎだした
失禁もみられる

うわ~~~!!ミルクミルク!!どないしょ~~!
旦那と私はパニックになりながら声をかけ続け、けながら 獣医に電話をするも、診察時間は過ぎて繋がらない

ネットで調べ手当たり次第に電話をしたら、一件繋がり、救急で見てくれるところを教えてくれた。
車で40分程の所。

この間、20分ほどだっただろうか、 ミルクは悶え苦しんでいる 

旦那と毛布を担架変わりにしてミルクを車にのせ、医者え向かう道中もひっきりなしに発作は続き
物凄い形相で苦しむミルクを私は 発狂したように泣きながら撫でてやることしか出来なかった


「神様お願い!もう そのまま逝かせてあげて! これ以上苦しめやんといて!お願い!」
ミルク!ママここにおるからな!大丈夫やで!パパもいてるよ!
しんどいな~、我慢せんでいいねんで!えらいな~!賢いな~

ありとあらゆる言葉をかけ続けた。旦那はひたすら運転してくれている

病院に着いた時既にミルクの意識は無いようだった。
医者に事情を説明すると
まず発作を抑える薬を入れてくれた。
そして安定剤も入れた。

ミルクは手足に痙攣は残っているが 薬のおかげで苦しさは和らいだようだった
そしてもう一度事の経緯を話す。

先生二人でやっておられる獣医でおふた方とても丁寧に親身に聞いて下さり
やはり脳に腫瘍が転移したのでしょうね。その場合の痙攣発作でしょう。

痙攣発作だけなら発作を止めてあげたら、又しばらく回復する子もいますが
ミルクちゃんの経緯を聞いてると それは見込めないでしょう。

今も意識は既に無い状態です。 連れて帰ってあげて様子をみられるのもいいですし、ただ又必ず発作は起こります
その時どうするかです。
苦しい思いをさせるだけならもうこのまま 安らかに逝かせてあげるのもいいかと思います。

私たち夫婦にとっては覚悟していたとはいえ、やはりそれでも突然だったし
どうしょうかと思った。それにわたしは安楽死はしたくないと常々思っていた。
最後まで全うさせてやりたい。その最後を私がきちんと傍で見届けたい

けど、先生とお話させてもらいながら気持ちは変わっていった。
もう、走り回る事も、美味しい物を食べる事も出来ないなら、目覚めた先にまたあの苦しみが待ってるなら
もうこのまま眠らせてあげたい

旦那は歯を食いしばりながら、(俺は決められへん。俺はきめたらあかん。めぐが決断し)
私は最後の言葉を絞り出した。

先生 お願いします

先生は解りました。それがいいと僕たちも思います。

そして薬を用意する間私は眠るミルクの顔に顔をくっつけ話した 
ミルク、今までありがとう。ママのところに来てくれてありがとう。何もしてあげれなくってごめんな
大好きやで、ずっと忘れへんからな

先生がではいきますね、と注射をさすと、ミルクの上下していたお腹がスっと静まった。

旦那と私は声を出してないた。旦那も「パパは何もしてやれんかった、ごめんな」と泣いていた



三日三晩泣き通し。四日目やっとミルクの遺影を作った。又泣いた。
その間私を支えてくれたのは フェイスブックで以前からフレンドが上げている 犬猫のレスキュー投稿

ショップに並ぶ子達の親、繁殖犬のあまりにも悲惨な状況や、多頭崩壊した所からの保護
いらなっくなって保健所に捨てられたコ達を保護する人たちの活動を見ることで
勇気づけられ、ペットとのあり方など教えて貰いました

今ようやく落ち着き、ミルクの事を冷静に思い出し、語れるようになったことだし

このブログでも2008年からミルク達の事を書いてきたので ひとつの区切りとしてかきました

今はもう私、大丈夫です♪ ミルクも見守っていてくれています♪

しっぽのあるコ達が幸せに暮らせますように、愛をこめて、 めぐみ
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[大切な私の家族 ミルク]の続きを読む